ドラゴンクルス - 著者: あすか正太

著者: あすか正太
イラストレータ: 玲衣
レーベル: 角川スニーカー文庫

紹介

竜人族のブレス・ブレイスによって神はこの世に産み出され、そして殺された。そして世界は砕け散り、世界は分断された。
それから10年。殺され骸を晒す神と同じ顔を持つ少年神官クルスは、一人旅の途中、自分と同じ顔をしたディアと出会う。元の体に戻るべく(自称)善行を積んでいるディアと共に山あり谷ありの珍道中の中、女剣士スカーレットと出会ったり、神の死す土地・霊都への扉を開くという霊眼族の少女アイを助けたりしながら、二人は世界を救うため、元凶たるブレスを倒しに霊都を目指す……。

という話だったのですが、哀れ3巻で打ち切り。なんとかそれなりに纏めたところは大した物ですが、いかんせん、広げた風呂敷は畳みきれず、なんだか分からない話になってしまっています。伏線をあちこち張ったのが仇になった恰好です。
目指した方向は分からなくはないのですが、残念ながら、あすか正太らしさを損なったということなのかも知れません。

コメント

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  • 2007-09-24 (Mon) 07:59:04 さくら : あいちゃんかわいいです!!

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