タザリア王国物語 - 著者: スズキヒサシ

著者: スズキヒサシ
イラストレータ: あづみ冬留
レーベル: 電撃文庫

紹介

タザリア王国の地方都市エスタークで必死に生きていた孤児ジグリットは、その顏が皇子ジューヌに瓜二つであることを見出され、皇子の影として王宮で育てられることに。環境の激変や、皇女リネアの執拗な苛めに遭いながら、ジグリットは成長し、そして初陣を迎えた日、更に大きな運命の変化に直面する……。

類型的には貴種入れ代わり譚なんですが、そこまでが長い。全編プロローグで、大長編のプロローグだけ持ってきたような恰好になっていて、読んでて冗長感が溢れています。一体いつになったら「本編」が始まるのかと、退屈になってきます。
一体何巻書く気か知りませんが、前作同様、着地点も考えないまま暴走しているんじゃないかという疑いが。

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