著者: 森橋ビンゴ
イラストレータ: 隼優紀
レーベル: ファミ通文庫
紹介
飲んだくれの父を持ち自傷癖のある須賀沢嬢は、コンビニにリストカットのためのカッターナイフを買いに行った帰り、通り魔に襲われる。死を感じた嬢を救ったのは、日本刀を持った少年だった……。
嬢に口止めしたその少年は、後に嬢のクラスへ転入して来て、三条彰と名乗った。
日常から非日常への転落。
嬢は市内に蔓延る薬物汚染を巡る暗鬪に巻込まれていく……。
安っぽい薬物ブラックマーケットを巡る暗鬪ものですが、軸となる嬢と彰の微妙な距離感は森橋ビンゴです。伏線も色々張られていて、嬢も嬢の父も、恐らくはずっと昔から実は巻込まれていたのではないかと思わせる所が。
全3巻、完結です。
コメント
- 2008-04-26 (Sat) 23:35:37 きさら : 紀伊国屋とアマゾンには在庫が少しありますね。
- 2008-04-26 (Sat) 23:13:11 睦月 : 三月七日は全2巻もってるけど、PULPは2巻しか売ってなくて1巻と3巻もってません~~ ほしい~がんばって探そう
- 2006-11-28 (Tue) 23:57:49 ゆうみ : この作品には一年前にであいました!書店で最初はイラストがめにつきました。嬢の孤独さがつたわってきそうで怖かったです。でもなぜかレジに本を持っていき、いつのまにか読んでいました!! うまくいえませんが…なんていうか、こう……心に染み込む、残る、刻まれる話でした!何回もなん十回も最初から読みなおしたりしました。 これだけではなく、森橋ビンゴさんの話はおもしろく、感動をあたえてくれます♪
- 2006-08-22 (Tue) 16:41:58 きなこ : 彰と嬢の距離感が初々しくて甘酸っぱい感じでした。
- 2006-03-31 (Fri) 00:21:37 S.B. : 主人公たちの未熟っぷりがいい感じです。
既刊
- pulp I; ISBN4-7577-2552-3 <2006/01/04>
- pulp II; ISBN4-7577-2664-3 <2006/04/11>
- pulp III; ISBN4-7577-2869-7 <2006/08/10>
関連項目