もりおか・ひろゆき
1991年、ハヤカワSFコンテストに『夢の樹が接げたなら』で入選。1992年、同作でデビュー。
1996年に発表した「星界の紋章」シリーズでヒットを飛ばすも、その後遅筆作家に転身。読者を待たせ続けている。
作風として、言語に対して非常に強い拘りを見せ、デビュー作を含めた短編集には、言語や創作言語にまつわるものが多い。また、「星界」シリーズでもアーヴ語をはじめとした人工言語が登場し、作品を彩っている。
余談であるが、アーヴ語の文字であるアース(アーヴ文字)はTRONコードにコード領域を持ち、BTRONにおいてオフィシャルに使用可能である。