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ちーちゃんは悠久の向こう - 著者: 日日日

著者: 日日日
レーベル: 新風舎文庫

紹介

ちーちゃんこと歌島千草は僕・久野悠斗のことをモンちゃんと呼ぶ幼馴染。なぜか昔からちーちゃんは怪談やオカルトが大好きで、しかも仕入れた話を僕に話して聞かせて僕を怖がらせる。でも僕はちーちゃんが好きで、ちーちゃんも多分僕のことが好きで、そんな平穏な日々がずっと続いていくんだと思っていた。続けていくつもりだった。
でもそんな、僕が必死で守ろうとしていた日常は、些細なことからあっさり瓦解していく――。

デビュー前から話題沸騰の日日日のデビュー作であり、第4回新風舎文庫大賞受賞作。オカルト好きな幼馴染の女の子に振り回される男の子…というライトノベルかと思いきや、その舞台裏は真っ黒に塗り潰されたギスギスしいものに埋め尽くされている。誰も決して強くなくて救いを求めているのに、縋り付かれるのはどうしていつも弱い側なのかと、歯を食いしばって立ち上がってもそこにあるのはまた崖っぷち。
しかしその冷たさ厳しさに反して物語が暖かいところなどは、乙一のホラー作品を髣髴とさせる。乙一との相似は解説にも指摘されているが、高校生でこれだけの作品を書くという点からも、両者には共通項があるのか。 読んで損なしの一作。

※2008年1月19日の新風舎倒産により、入手困難本です。

コメント

あなたの名前:

  • 2008-11-05 (Wed) 11:38:14 : なんかあれですね
  • 2007-10-15 (Mon) 08:21:40 S.B. : 映画化だそうです。
  • 2005-03-23 (Wed) 01:20:20 nya : 昔の栗本薫みたい、軽い中毒性が有りますね。

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