流れ星が消えないうちに - 著者: 橋本紡

差分表示

  • 最後の更新で追加された行はこのように表示します。
  • 最後の更新で削除された行はこのように表示します。

著者: [[橋本紡]]&br()
レーベル: 新潮社&br()

*紹介

父親が家出してきたとき、奈緒子は実家の玄関でしか寝れない体だった。一年半前に死んだ恋人の加地君を思い出して、忘れられなくて、彼の匂いの染み付いたところから逃げ出して、玄関。父親はなにやら母と喧嘩をしてきたらしい。まったりと流れていく時間のなか、加地君の親友で今カレの巧もまた、忘れられない加地との思い出と、加地の彼女を横取りした自責に浸っていた……。&br()
忘れられない想い、拭い去れない思い出と、譲れないもの。愛するが故の苦しみは、いつか大切なものに変わる。

徹底的に[[橋本紡]]作品です。ライトノベルレーベルではありませんし、主人公達の年齢は高目ですが、歳を食ってても苦しいものは苦しいし、辛いものは辛いし、悲しいものは悲しい。泣いても笑っても死んだ人は生き返らなくて、残された者たちだけが彷徨い歩く。&br()
それでも最後には、前向きに進んでいけるのが、橋本作品です。
それでも最後には、前向きに進んでいけるのが、橋本作品です。&br()

文庫版の解説は重松清氏が担当しています。


** コメント

[[#rcomment]]
- 2008-04-22 (Tue) 23:46:14 &bold(yaki) : 今年中に文庫化されるようです(恐らく新潮文庫)


*既刊
-&amazon(流れ星が消えないうちに,ISBN4-10-300751-6) <2006/02/20>
**新潮文庫版
-&amazon(流れ星が消えないうちに,ISBN978-4-10-135181-0) <2008/07/01>

*関連項目
#searchresult(橋本紡,SBJ-)


QR Code