ピーターパン・エンドロール - 著者: 日日日

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著者: [[日日日]]&br()
装画: 中村佑介&br()
レーベル: 新風社文庫&br()

*紹介

御前江真央は、奇妙に現実感のない世界に生きていた。クラスメイトは殆ど認識できず、ただ学校に行き、門限までに帰り、病床の母を世話する生活。現実と虚構の境界線が曖昧で、何故自分が生きているのかすら曖昧な日常。&br()
そんな中で、下校途中に出会った少女「旅人さん」だけが、真央にとって現実感ある存在だった……。

比べちゃいけないと思いつつも、ますます[[乙一]]に似てきたな…とか思いながら、それ故に[[乙一]]との力の差も感じるようになった一作。&br()
大人になった御前江真央が過去を追想するという形で進む文章は、相貌失認と相まって現実感が希薄なくせに、恐怖感を伴って浸透してきます。&br()
孤独の中で自分を殺してしまった少女(ウェンディ)が、ピーターパンの力で現実に戻ってくるお話。

** コメント

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*既刊
-&amazon(ピーターパン・エンドロール,ISBN4-289-50162-1) <2006/09/05>

*関連項目
#searchresult(日日日,SBJ-)


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