みすてぃっく・あい - 著者: 一柳凪

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著者: [[一柳凪]]&br()
イラストレータ: 狐印&br()
イラストレータ: [[狐印]]&br()
レーベル: [[ガガガ文庫]]&br()

*紹介

冬休みに入り寮生達が帰省した、ニコラウス女学院学生寮。残っているのは、ともに美術部に属する久我崎蝶子、門倉せりか、三輪歩、沖本由真の四人だけ。搖蕩うような冬休みの日々の中、蝶子は微妙な違和感を覚える。&br()
その間にも日常は進行し、そして平穏な寮生活は、軋みを上げ始める……。&br()

箱庭世界の平行宇宙ファンタジーとでも言うべき作品。主人公の心理描写など、描き切れていない面はあるが、着想は良い。もう少し丁寧に伏線を張って、読者に気付かせるよう気を付ければ、ミステリーになれたかもしれない。&br()
ただ、作者が実力以上の表現を用いようとした形跡が見られ、自動詞と他動詞の取り違えなど、文章力には問題が見られた。次回作の課題だろう。&br()

** コメント

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*既刊
-&amazon(みすてぃっく・あい,ISBN978-4-09-451027-0) <2007/09/24>


*関連項目
#searchresult(一柳凪,SBJ-)


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