お・り・が・み - 著者: 林トモアキ

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著者: [[林トモアキ]]&br()
イラストレータ: [[2C=がろあ~]]&br()
レーベル: [[角川スニーカー文庫]]&br()

*紹介

上空に「ヘヴンズゲート」が発生し、神の降臨まであと一週間となった冬の東京。&br()
そんな賑やかしい状況とは無関係に、鈴蘭は不幸のどん底にいた。孤児院育ちで引き取ってもらった夫婦は事業に失敗、離婚して養母側についてはいったが、養母は男を作って蒸発。その後養母の親戚をたらい回しになって、名乗り出てきた実親の親戚という男は詐欺師だった。気がつけば背負った借金は二千万。家財を全て売り飛ばされ、あとは身体だけとなった鈴蘭の前に、颯爽と一人の男性が現れ、身柄を確保される。&br()
ただし、彼は悪の組織の親玉でした。&br()
一本化されて二十億にふくらんだ借金のカタに悪の組織・伊織魔殺商会入りを余儀なくされた鈴蘭を、なぜかヘヴンズゲートから神の降臨を予言した神殿協会が狙い、伊織魔殺商会との全面抗争となる中、いつのまにか鈴蘭は騒動の中心人物に……。&br()
駄目セリフ満載のハイテンションノンストップメイドアクション。

前作「[[ばいおれんす☆まじかる!]]」で、登場人物達のキレたダメな台詞の応酬に魅力を感じた方なら、お買得の作品。&br()
鈴蘭メインの第1巻に続いて、2巻では案外暗い過去を背負っていた伊織が主人公。3巻の主人公は実は魔神なみーこさん、なのですが話がバラバラになり過ぎて、なんか元のハイテンションコメディな部分がなくなってしまって、味わい半減以下。次巻以降の立て直しを希望します。


** コメント

[[#rcomment]]
- 2008-05-29 (Thu) 21:43:13 &bold(雫) : 戦闘時の火力はずばぬけたものがありますよ
- 2005-08-02 (Tue) 02:52:56 &bold(S.B.) : 重い話中心になって馬鹿っぽい部分の減少に歯止めがかかりません。

*既刊
=&amazon(お・り・が・み 天の門,ISBN4-04-426604-2) <2004/07/01>
=&amazon(お・り・が・み 龍の火,ISBN4-04-426605-0) <2004/07/01>
=&amazon(お・り・が・み 外の姫,ISBN4-04-426606-9) <2005/03/01>
=&amazon(お・り・が・み 獄の弓,ISBN4-04-426607-7) <2005/08/01>
=&amazon(お・り・が・み 正の闇,ISBN4-04-426608-5) <2006/01/01>
=&amazon(お・り・が・み 光の徒,ISBN4-04-426609-3) <2006/03/31>
=&amazon(お・り・が・み 澱の神,ISBN4-04-426610-7) <2006/07/01>

*関連項目
#searchresult(林トモアキ)


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