RUN RUN RUN - 著者: 山下卓

冬の新宿。キャバクラ嬢ルナは飲んだくれて店を出て、バッティングセンターで憂さを晴らしていた。その時出会った、一人の少女。不思議と懐かれ、見捨てられずに新宿駅南口の階段で缶コーヒーを飲み、投げ棄てた缶がぶつかったのは、泣いていた女編集者。
17歳と24歳と29歳の女三人、不思議な縁で出会った彼女達は、突如冬の新潟に旅に出る。それぞれの人生を抱えて。

ジャンルはライトノベルではなくて普通の文芸小説ですが、これまでの山下卓作品に通底しているものが間違いなくあります。行き場をなくした弱い心を必死に押し隠して生きてきて、でももう駄目だと言う時に、それでも他人には優しくできる、心根の強い登場人物たちの交錯をお楽しみ下さい。

コメント

• RUN RUN RUN; ISBN4-19-862141-1 <2006/03/31>

• ノーサイドじゃ終わらない - 著者: 山下卓
• BLOODLINK - 著者: 山下卓
• 山下卓 - やました・たかし
• 新刊情報(2008/04) - 2008年04月の新刊情報。
• 新刊情報(2008/02) - 2008年02月の新刊情報。
• 既刊情報(2004年) - 2004年の既刊情報
• 新刊情報(2004/12) - 2004年12月の新刊情報。
• 新刊情報(2004/11) - 2004年11月の新刊情報。
• 既刊情報(2003年) - 2003年の既刊情報
• 既刊情報(2002年) - 2002年の既刊情報
• 既刊情報(2001年) - 2001年の既刊情報
• 既刊情報(2000年) - 2000年の既刊情報
• 既刊情報(1999年) - 1999年の既刊情報
• 既刊情報(1997年) - 1997年の既刊情報
• 既刊情報(1996年) - 1996年の既刊情報