遠く6マイルの彼女 - 著者: ヤマグチノボル

著者: ヤマグチノボル
イラストレータ: 松本規之
レーベル: 富士見ミステリー文庫

紹介

6年前、自分を庇って死んだ兄は、勉強もできるしスポーツもできて、人望も厚く、その上バイクで走るような若者っぽさも持ち合わせていた、スーパーマンだった。魚住研は、そんな6歳年上の兄の影に劣等感を抱いて、今日も国道245を兄の形見のバイクで6マイル先のゴールへ走る。兄のコースレコードを塗り変えても、劣等感は消えない。
そんな研の前に、兄の彼女だった森崎京子が、教師として現れる……。

描きかけのラブレター」に続き、ファンタジアバトルロイヤル誌に「海沿いのサマータイム」として連載されていた作品。文庫化に際し改題した。
ヤマグチノボルらしいキャラクターたちが茨城県日立市を舞台に青春劇を繰り広げます。
ライトノベルというより青春小説として読むべき一冊。

コメント

あなたの名前:

既刊

関連項目



QR Code