螺旋の国の3ドリル - 著者: 富永浩史

著者: 富永浩史
イラストレータ: 夕仁
レーベル: HJ文庫

紹介

 ドリル萌えのモデラー少年、宮寺轟と海城竜一、それにドール大好きゴスロリ少女今居翠(委員長、メガネ、貧乳属性)の3人は、地下鉄工事現場を見学に行ったとき、突然現れた地底怪獣に巻き込まれて、ペルシダーそっくりの地底世界へ迷い込んでしまう。そこは絶滅したはずの恐竜が跋扈し、天頂の太陽が沈むことの無い、永遠の昼世界であった。
 この世界では、歴史上の様々な時代から迷い込んだ人々が、一人の魔法少女の下で村を形成し、細々とした生活を営んでいた。
 そしてここは、螺旋の力と呼ばれる、回転が不思議なパワーを発揮する、ドリル無敵の世界。果たして少年たちはドリルのパワーを使って、襲いくる恐竜軍団や螺旋魔神の脅威から村を守り抜き、地上に無事生還することができるのか!

 ノリと勢いだけ、とまでは云いませんが、90%くらいはノリと勢いの小説です。モデラー用語が解説も無しに登場したりするので、そっち方面の知識のない人は戸惑うかもしれませんが、その辺はノリと勢いに流されてしまいましょう。ストーリー的にも説明不足の感が多々ありますが、それもノリと勢いで……。
 

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