岩本隆雄 - いわもと・たかお

いわもと・たかお

1989年、「星虫」で第1回日本ファンタジーノベル大賞の最終選考に残り、翌1990年同作にてデビュー。多方面から非常に高い評価を得る。1991年「イーシャの舟」を上梓するも、その後の新潮社の方針転換などがあり、発行レーベルであった「新潮文庫ファンタジーノベルシリーズ」そのものがなくなってしまい、以後10年近い沈黙を守ることになる。
その間、ライトノベル読者界では、絶版書にもかかわらず「お薦めの本」として何度となくリストアップされ、「幻の名作」と呼ばれる。
2000年、ソノラマ文庫から「星虫」を再刊し、文壇に復帰。以後「イーシャの舟」再刊、新作「鵺姫真話」の刊行など、10年は充電期間であったと読者に思わせる活躍を続ける。
しかし2003年以降、出版予定に載った本がことごとく出ないという状況に陥り、また10年寝太郎に戻ってしまうのではないかと読者をやきもきさせていた。
2008年。6年の沈默を破り「夏休みは、銀河!」を刊行。ファンを大喜びさせた。

作品

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