大正野球娘。 - 著者: 神楽坂淳

著者: 神楽坂淳
イラストレータ: 小池定路
レーベル: トクマ・ノベルズEdge

紹介

時は大正14年。洋食屋「すず川」の看板娘・鈴川小梅は、級友のお嬢こと小早川晶子に真剣なおねがいをされて、内容も聞かずに引き受ける。それはなんと、お嬢の許嫁と東方星華高等女学院のチームで野球の試合をするというものだった。野球のヤの字も知らない乙女たちの、奮鬪の日々が今始まる。

大正浪漫、女子校寄宿舎、野球、友情に恋に情熱に、といった様々な要素を一気にぶち込んで……破綻してしまった作品。野球をしているシーンが殆どないままに1巻は終わり、そして2巻へ続く…になるわけですが、それより前に「野球を舐めるな」とか言いたくなるような奇天烈っぷり。「若草野球部」だってもうちょっとマシだった。
まとまりなく要素がばら撒かれてしまった些か残念な作品。

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