ベン・トー - 著者: アサウラ

著者: アサウラ
イラストレータ: 柴乃櫂人
レーベル: 集英社スーパーダッシュ文庫

紹介

貧乏学生の佐藤洋は、なけなしの所持金を節約すべく、夜のスーパーの総菜コーナーで、半額サービスを待っていた。半額シールの貼られた弁当に手を伸ばし……そして気がついたとき、彼は床に転がっていた。弁当は全てなくなっていた。
夜のスーパー半額サービス。そこは半額弁当を求める猛者達の狩り場だったのだ。連日、“狼”たちの猛攻に弁当にありつけない日々を送る中、佐藤は同期の白粉花や、“氷結の魔女”の異名を取るハーフプライザー同好会会長槍泉仙らと出会い、一端の“狼”として成長していくのだった。

総菜コーナーの半額サービスに命を賭ける男(女も)の熱い戦いを描いた一大巨編。分類するならまさに「奇作」。
半額になる前の弁当に手を伸ばす者は“豚”として蔑まれ、しかし無敵のオバハンは“猪”と呼ばれ、群れる男達は猟犬を名乗る。
「半額弁当とは何か?」という馬鹿馬鹿しい命題に正面から立ち向かい、格好良いキメ台詞が飛び交うアクションコメディです。

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