ドラグネット・ミラージュ - 原案: 賀東招二

原案: 賀東招二
著者: きぬたさとし(1巻),賀東招二(2巻)
イラストレータ: 篠房六郎

紹介

10年前、異世界との門が開いた、世界。西太平洋に出現したカリアエナ島は、妖精が済み、剣と魔法の異世界『レト・セマーニ』との玄関口になっている。委任統治領として合衆国が統治するカリアエナ島のサンテレサ市の刑事ケイ・マトバはある日レト・セマーニからの妖精密輸犯たちを囮捜査で捕えるが、突如犯人の一人に怪物化して襲いかかられ、同僚を殺され、妖精も持ち逃げされる。
同僚の仇討ちに燃えるマトバだったが、主任から押し付けられた新たな任務は、その妖精を保護するためにレト・セマーニの大国ファルバーニ王国からやってくる騎士の案内だという。しぶしぶながら赴いた先でマトバが出会ったのは、尊大で誇り高い少女ティラナ・エクセディリカだった。

科学世界と魔法世界の、常識も規範も食い違う二人がデコボココンビを組んで犯人を追い詰める、半異世界刑事ドラマです。反発しあう二人が共通の目的のために手を組み、意外と息の合ったコンビぶりを発揮する一方、犯人は着々と悪を重ねる。そして、裏切り者の内通者。刑事ドラマがお好きな方には、たまらない展開とお約束の数々が楽しめます。
賀東招二は「原案」ですが、賀東作品にはお馴染のビズ・オニール神父が登場するなどニヤリとさせられる場面もあります。

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