とある飛空士への追憶 - 著者:犬村小六

著者:犬村小六
イラストレータ: 森沢晴行
レーベル: ガガガ文庫

紹介

大瀑布を挟んで長く戦いを続ける神聖レヴァーム皇国と帝政天ツ上。帝政天ツ上に食い込んだ神聖レヴァーム皇国の飛び地サン・マルテリアは激しい攻撃を受け、陷落も時間の問題かと思われていた。
サン・マルテリアの傭兵飛空士・狩野シャルルはある日重大な密命を受ける。次期皇帝、カルロ皇子と婚約しているサン・マルテリアの領主の娘、ファナ・デル・モラル嬢を本国へ送り届けよ。
たった一機の複座型偵察機での敵中突破1万2千キロ。
一人の青年と一人の少女の、戦火のロマンスが幕を開ける。

各方面で絶賛されているので今更言葉を重ねる必要はないような気はしますが、戦火の下、逃亡の旅路の途上で花開く戦場の恋は悲しい別れが予言されていて、決して辿り着かないハッピーエンドを期待しつつ、それでもやはり避け得ぬ別れに感動すること請け合いです。

コメント

あなたの名前:

  • 2014-04-15 (Tue) 20:33:15 李連杰 : 初めて読んだガガガ。実に良い作品だった
  • 2008-05-26 (Mon) 18:54:05 きさら : 素晴らしい、素晴らしいボーイミーツガールです。

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