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ぼくと彼女に降る夜 - 著者: 八街歩

紹介

世を拗ねて平凡に生きようとする清夢騎士がある日突然巻込まれた、魔乖術師たちの戦い。騎士はヨルミルミ・シュトレンベルグを拾ってしまう。彼女は魔乖術師の長を決める〈絢爛なる魔宴〉を鬪っているという。成り行きながら彼女の鬪いに手を貸すことになる騎士だったが、彼はしかし、遠い昔に魔乖術師と出会っていたのであった。

「Fate/stay night」の影響が色濃く見られる伝奇物なのですが、小説の体をなしていません。説明、解説、能書きが延々と続き、文章にはメリハリがなく、物語には起伏がありません。340ページ全編これ粗筋を読まされているような物です。伝奇&ライトノベルに必要な要素を全部ぶち込んだからといって、ライトノベルにはなり得ないという、一つの証しにはなろうかと思います。

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