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9S〈ナインエス〉 - 著者: 葉山透

著者: 葉山透
イラストレータ: 山本ヤマト
レーベル: 電撃文庫

紹介

狂気の天才・峰島勇次郎。かつてそう呼ばれた男の「遺産」と呼ばれるオーバーテクノロジーを巡って、国が、組織が、暗躍し、対立し、争う世界。
海上研究都市「スフィアラボ」に据えられた峰島勇次郎の「遺産」を巡り、武装集団「蜃気楼(ミラージュ)」と日本国の遺産管理組織ADEMが激突する。
制圧されたスフィアラボを奪還するため、ADEMは最終兵器を投入する。それは峰島勇次郎の娘・峰島由宇だった。
一方、スフィアラボで唯一人難を逃れた坂上闘真は、その身に宿らせた真目一族に伝わる禍神の血に苦しむなか、由宇と出会う。
凄惨な戦いの中で、呪われた血を持つ二人の、ボーイ・ミーツ・ガールは、世界を動かしていく。

オーバーテクノロジーを具現した少女と殺戮衝動を持った殺人鬼少年のボーイ・ミーツ・ガールものです。設定やら舞台やら展開やらに無理はあるのですが、基軸のボーイ・ミーツ・ガールがきちんと描かれているので、なんとか読ませます。自身の身体運動すらも計算する少女と、殺戮衝動を二重人格という形で封印する少年という、まったくまともじゃない二人のこれからに期待です。

余談。「9S」は「The Sequrity System that Seals the Savage Science Smartly by its Suppreme Sagacity and Strength」の略らしい。第1巻のp9にその文字列がある。

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