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撃墜魔女ヒミカ - 著者: 荻野目悠樹

著者: 荻野目悠樹
イラストレータ: 近衛乙嗣
レーベル: 電撃文庫

紹介

大熒惑帝國(だいけいこくていこく)亞々邪夷屢(アージャイル)との最前線に位置する斯哩矢(ソリヤ)基地。その第四飛行隊には、全軍通して最多撃墜を誇る女性士官、“魔女”ことヒミカ・シンドウ中尉が所属している。卓拔した技量により撃墜を重ねエースの称号としての“魔女”の他に、彼女にはもう一つの顔があった。それは、宝石を対価に本物の魔法を使う、文字通りの“魔女”の顔だった……。

欧州大戦を思わせる戦争に、どことなく日本や中国、欧州各国の面影を見ることができる国々。そんななかで繰り広げられる魔女を巡るいくつもの奇譚が、短編集の形で語られる作品。お伽話同様、魔女との取引が常に割に合わない結果に終わる辺りも、様式通りといったところか。
最終巻となるIII巻で明かされた「ここは地球であって地球ではない」という仕掛けは見事だったが、それ故にもっと前から伏線を張っていてもらえばもっと面白かったろうにと多少残念ではある。

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