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ラキア - 著者: 周防ツカサ

著者: 周防ツカサ
イラストレータ: 久麻
レーベル: 電撃文庫

紹介

七月二日だと思って起きたのに、起きたその日は七月一日。不思議に思う永戸貴壱を前に、全く昨日と同じ日常が繰り返され始める。自宅で、学校で、そして放課後で。わけもわからず二度目の七月一日を終えると……三度目の七月一日が始まった。
ループする七月一日に捕われてしまった永戸貴壱は不思議な少女に導かれて、上木麻衣に出会う。彼女もまた、七月一日を繰り返していた……。

何のためにラキアが出てくるのか分かりません。こういう手垢の付いたファンタジー/SFをネタにする場合は、作者の力量が厳しく問われることになりますが、“ラキア”という要素が物語に及ぼしているものは、物語展開を不用意に生易しく、生温くして、作者にとってのハードルを下げています。
過去の作品を含め、もっと厳しい姿勢で作品を執筆して欲しいと思います。

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