著者: 谷川流
イラストレータ: いとうのいぢ
レーベル: 角川スニーカー文庫
別にどうということもなく県立北高に入学したキョンは、変人として噂の涼宮ハルヒと同じクラスになった。自己紹介で「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたらあたしのところに来なさい」と曰ったハルヒの奇行になぜかついて行けるキョンはいつの間にか彼女の下僕となって「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」(通称SOS団)の創設メンバーに。
ハルヒが集めてきたメンバーは、部室をSOS団に乗っ取られた唯一の文芸部員・長門有希(実は宇宙人)、ほわほわ上級生でコスプレ担当・朝比奈みくる(実は未来人)、謎の転校生・古泉一樹(実は超能力者)。
全く無自覚にメンバーを集めてきたハルヒは、もう止まらない。好き放題やりたい放題の暴走特急となって学校生活を満喫する――全宇宙を巻き込んで。
大宇宙も過去も未来も超能力も巻き込んだ、ハイテンション学園コメディ。
常識的な世界に倦んでいるハルヒ自身が実は一番普通の人間だった、なんていうトンデモなオチから始まるストーリーは、謎の組織やら宇宙知性体やら未来人やらが入り交じっててんやわんや。しかも毎回のようにハルヒの思い付きによる謎イベントがSOS団のみならず学校全体をも巻き込んで、しかもハルヒだけは常に颱風の目で無事で退屈しているという困ったちゃん。
なんとなくタイムパラドクス系の話を軸にしながらも、7巻を数えて話が大きくなってきた。次巻以降、学園コメディの展開に変化があるのか?
書き下ろし長編にザ・スニーカー掲載の短編、中編などが加わって、物語内時間軸と刊行順序が必ずしも一致していないので、読むときには注意が必要となります。
涼宮ハルヒの憂鬱; ISBN4-04-429201-9 <2003/06/10>
涼宮ハルヒの溜息; ISBN4-04-429202-7 <2003/10/01>
涼宮ハルヒの退屈; ISBN4-04-429203-5 <2004/01/01>
涼宮ハルヒの消失; ISBN4-04-429204-3 <2004/08/01>
涼宮ハルヒの暴走; ISBN4-04-429205-1 <2004/10/01>
涼宮ハルヒの動揺; ISBN4-04-429206-X <2005/04/01>
涼宮ハルヒの陰謀; ISBN4-04-429207-8 <2005/09/01>
涼宮ハルヒの憤慨; ISBN4-04-429208-6 <2006/05/01>
涼宮ハルヒの分裂; ISBN978-4-04-429209-6 <2007/04/01>