著者: 山形石雄
イラストレータ: 前嶋重機
レーベル: 集英社スーパーダッシュ文庫
備考: 第4回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞作品
紹介
人が死ぬと「本」になり鉱山へと帰る。教団により生きる爆弾となったコリオ=トニスは
「ハミュッツ=メセタを殺せ」と言う記憶に従い行動していたが、ある「本」の破片と出会った。
爆弾であったコリオが常笑いの姫の本と出会った事で、人間へと変わっていきます。当初バラバラであった幾つもの話が、
クライマックスへ向け一つの道へと繋がっていくのは味わい深いです。その反面、序盤が著しく読み進めにくいのが難点です。
「なぜ本なのか?」と初めは疑問に感じますが、読み終わった後にあれは間違いなく「本」だと思います。
コメント
- 2009-06-15 (Mon) 23:37:48 李連杰 : 今秋アニメ化だそうです
- 2008-04-26 (Sat) 23:32:00 きさら : 虚言者の宴という中休みを経由して、終章の獣ではクライマックスに一気に突っ走ります。次巻で最終回かな?
- 2007-05-04 (Fri) 16:18:59 きさら : 荒縄の姫君読了。おーーーーー、まるで第一部完って感じでした。果たして、どうやって次でるんでしょうか。
- 2006-12-23 (Sat) 23:55:22 きさら : 戦う司書と追想の魔女読了。さりげなく話が進んで行った巻です。幾つかの謎が明かされ、明確な方向性が出てきた感じです。いい感じ。
- 2006-08-07 (Mon) 22:45:54 きさら : 戦う司書と神の石剣読了。今回で教団と図書館に横たわる謎が、チラっと姿を見せましたね。ちょっとインターミッションちっくな巻でした。
- 2006-05-20 (Sat) 00:11:52 きさら : 戦う司書と黒蟻の迷宮読了。ハミュッツ=メセタを中心とした話でした。ちょっといい話っぽいけど、ある意味救いのない話でした。なかなか美味です。
- 2006-02-02 (Thu) 09:43:41 きさら : 戦う司書と雷の愚者読了。新キャラの武装司書見習いノロティが登場です。巻毎に主人公が変わり、後ろでハミュッツ=メセタがニヤニヤ笑っているってパターンで進んで行くのかな?
既刊
関連項目