著者: 鷹見一幸
イラストレータ: Himeaki
レーベル: 電撃文庫
引き籠りの高校生天山龍也は“普通じゃない”刺激を求めて中央アジア・セリカスタンへのアドベンチャーツアーに参加して……追い剥ぎに荷物を奪われ、大草原の真ん中に捨てられていた。見渡す限りの大平原の真っ只中で途方に暮れていた所に、自動車がやってきて、助かったと思いきや、なんと自動車は戦鬪へりに追われていた!
セリカスタン内戦勃発。
なりゆきでキンリ族の姫巫女サラサ一行の逃亡の旅に便乗することになった龍也だったが、日本人の高校生風情にできることもなく、ただひたすらにお荷物状態。その間にも政府軍の手は徐々に迫ってきて……。
主人公が「巻込まれ型」である上に基本的に無能なので、物語を読んでいてもちっとも活躍しません。最期の辺りで見せ場があるのですが、“超巨大掲示板”に書き込んで情報を得るなんてのは、活躍って言うんでしょうか。
御都合主義を邁進する鷹見作品の中で、最も主人公が役立たずな作品で、今一つ見せたいものが見えてこない作品です。今後の展開に期待としておきます。
小さな国の救世主 なりゆき軍師の巻; ISBN4-8402-3276-8 <2006/01/25>
小さな国の救世主2 おざなり将軍の巻; ISBN4-8402-3433-7 <2006/07/25>
小さな国の救世主3 いまどき英雄の巻; ISBN4-8402-3606-2 <2006/11/25>
小さな国の救世主4 シャカリキ勇者の巻; ISBN978-4-8402-3762-8 <2007/03/25>
小さな国の救世主5 オツカレ賢者の巻; ISBN978-4-8402-3918-9 <2007/08/25>