著者: 三上延
イラストレータ: 純珪一
レーベル: 電撃文庫
驚異の能力を持った人外の存在《
比較的安全とされる古滝市に住む篠宮拓也と篠宮礼菜は、兄妹同然に育った孤児だ。拾われるより前の記憶を持たない拓也は、転校生の久慈日向子に惹かれ、彼女の秘密を共有することになってから、徐々に自らの過去に近付いていくことに。
それは《獣》と同じく《戦器》を操って《獣》を狩る、《方舟》の戦士、《
三上延お得意の、人類側が圧倒的不利に置かれた異形の者たちとのバトルもの。今回は主人公が変身ヒーローです。とはいえ、愛憎渦巻く三角関係が初っ端に成立している辺り、ライトノベルらしく今後の展開が早くも楽しみです。
これまで通り、主人公たちがボロボロになっていって、その中でも決して途切れない絆の強さを期待します。
全5巻、完結。