著者: 秋山完
イラストレータ: 小菅久実
レーベル: ソノラマ文庫
ペリペティア事件から8年……。あの事件以来、奇妙な安寧を保っていた回廊星域に、再び不穏な動きが生まれつつあった。あの事件のドサクサに紛れて隣国ペヤン王国を征服したムエルト帝国に対し、トランクィル星海艦隊が“原状回復”を求めて演習を開始する。“これは戦争ではない”。
トランクィルはムエルトの背後に〈連邦〉の影を見ていた。そして遠くない将来、トランクィルと〈連邦〉が衝突するであろうことを予測していた。
この“戦争ならぬ戦争”の影で、一隻の幽霊船が暗躍していた。通商破壊のためにトランクィルによって密かに放たれた猟犬〈フリーゲンデ〉。〈フリーゲンデ〉が貨物船〈ゼンタ〉号に狙いを定めた時に、なにかが動きだした――。
後に起こる“
秋山作品を通読している人にとっては、懐かしい面々が、時に友に時に敵に、混沌たる状況の中で全力を尽します。
彼らの行く手に、吹け、南の風!
吹け、南の風 1 星戦の熾天使; ISBN4-257-76947-5 <2001/12/30>
吹け、南の風 2 星海の襲撃者; ISBN4-257-76966-1 <2002/04/30>
吹け、南の風 3 開戦への序曲; ISBN4-257-76980-7 <2003/04/30>