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十三番目のアリス - 著者: 伏見つかさ

著者: 伏見つかさ
イラストレータ: シコルスキー
レーベル: 電撃文庫

紹介

大富豪九条院家のお嬢様、アリスは金髮碧眼の女の子。とはいえ、許嫁の鬼百合三月とデートでドキドキしているような、平凡な中学生。
しかし……彼女は三年前から人間ではなかった。心臓の代わりに13番目の“ロスト・テクノロジー・スフィア”を埋め込まれ、超常の力を持った、人外の存在だった。
それをひた隠しにし、平凡な日常を送ろうとしていたアリスだったが、だがしかし、三番目を名乗る少女・フェレスの登場によって破られるのだった。

キャラは良く書けていますが、舞台装置といい、筋書きといい、いかにもライトノベルでございといった陳腐さが目立つ。最初から最後まで期待も予想も裏切らない出来栄えは、どこまで行っても平凡。つまらないわけではないが、敢えてこの作品を選ぶ意味は少ないという作品。

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