著者: 清水マリコ
イラストレータ: toi8
レーベル: MF文庫J
早川牧生は寿司屋の息子で、プラモが好きなごく普通の中学2年生。ある日幼馴染の唯と琴美に“運命の相手”を占わせられる。牧生は占いズルをしたが、占いに出た場所にはクラスの美少女中山りあがいた。
美少女だけど、群れず、意地悪で、辛辣な言葉でグループを破壊する“キラー悪魔”の異名を取る中山りあだったけど、なぜか牧生に近付いてきて、牧生たちの幼馴染グループは崩壊の危機に……。
「嘘つきは妹にしておく」「君の嘘、伝説の君」に続く嘘シリーズ第3弾ってことなんですが、前2作ほどの不思議感はなくて、むしろ味付け風味。
呪いにかけられていい子になっちゃいけない、悪い子でいなければいけないというりあの心を、プラモ少年が真っ直に溶かしていく少年少女ラブストーリです。