著者: 谷瑞恵
イラストレータ: 高星麻子
レーベル: コバルト文庫
19世紀ロンドンを舞台にしたファンタジー作品。リディアは妖精と人間の橋渡しをするフェアリードクター。 ひょんなことから伯爵エドガーの顧問フェアリードクターになってしまう。出会ったそうそう口説き文句垂れ流しなエドガーにリディアは不信感丸出し。それもそのはず実はエドガーはニセ伯爵。どうにかこうにか正式にアシェンバート伯爵として認められたエドガーはそのままリディアを顧問フェアリードクターとして雇い日々リディアに対して口説き中。最初こそまったく信じられなかったリディアも最近ではエドガーの中の本気を見つけ出したくて・・・・
でもついつい心とは正反対のことをいってしまう。オススメはなんといっても二人の恋の行方に個性的な妖精たち。リディアの相棒ニコもいい性格をしているし、リディアに求婚してくるケルピーとエドガーとのやりとりも面白い。ファンタジー好きな人も楽しめる内容なので本当にオススメです。トキメキが好きな方も是非手にとってみてください