著者: 相原あきら
イラストレータ: 南野彼方
レーベル: 電撃文庫
マコトが男子トイレの個室の中で遭遇したのは、クラスメイトのイシダ・サヤ(♀)。スカートをたくし上げてパンツを直していた彼女のお尻には、シッポが生えていた。それも悪魔の。
彼女の秘密を知ったマコトはつい出来心でその姿を写真に撮って脅迫してしまう。が、なぜか気付けば「脅迫してるんでしょ!」の言葉と共にイシダ・サヤがいつも隣にいるように……。
異次元から天使と悪魔がやってきて共存している部隊とか、イシダ・サヤが悪魔だとか、どうもマコトもそれっぽいとか、そういう設定は些事って感じで進行するラブコメ行進曲。脅迫されている筈なのに、これ幸いとマコトとの距離を縮めにかかるサヤとか、流されるままに絡めとられていくマコトが恐怖のラブコメを展開します。
次巻以降があるような様子ですが、とりあえずラブコメでお腹一杯です。