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レインツリーの国 - 著者: 有川浩

著者: 有川浩
レーベル: 新潮社

紹介

大卒上京就職3年目の向坂伸行は、ふとした思い付きで、昔読んだライトノベルシリーズ「フェアリーゲーム」の感想をネットで探してみた。そこで見つけたのは、「レインツリーの国」という、向坂にとっては新鮮な感想が記されたblogだった。
思わずblogの主にメールを送ると、その相手“ひとみ”は丁寧な返事を返してくれた。“伸”と“ひとみ”の間で続けられたメールのキャッチボールは、いつしか恋へと育っていって、伸はある日こう伝えた。
「会って話してみん?」
でもそれは、“ひとみ”の難しい境遇との摩擦の始まりだった。
彼女は、聴覚障碍者だった。

図書館内乱』の中で重要な一冊として出てくる「レインツリーの国」をコラボレーション企画として有川浩が新潮社から出版したのが本作。関西出身で一見軽く笑っている向坂伸行と、聴覚障碍者である自分に負い目を持ち、ネット越しにならともかく、直に向かい合うとどうしても僻んでしまう“ひとみ”のもどかしい恋愛模様を描きます。
むしろ、聴覚障碍者についての入門書的な趣もある一作。

巻末参考文献に記されているとおり、「フェアリーゲーム」は「妖精作戦」を示していて、同作を知っている人には、二人の書評もまた、楽しみの一つになるだろう。

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新潮文庫版

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