著者: 在原竹広
イラストレータ: 弘司
レーベル: HJ文庫
暗殺組織“ウルス”から逃亡した野々村樒を討つ指令を受けた手塚愛姫。“ウルス”によって超常能力を与えられた暗殺者達が死の交錯を果たす中で、譲れない、大切なものが剥き出しになってぶつかり合う、サスペンス・アクション。
多分作者はずっとこういうの書きたかったんだろうなーと思わせる作品。言われてみれば、桜色BUMPにしろTAKE FIVEにしろ闇色な部分が結構見られて、今作はとうとうそれが前面に押出されてきた感じ。
どちらが良いかは読者の好みというものだろうが、日常感がなくなった分、光る部分が薄れた感はある。