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ハイブリッド・ソウル - 著者: 松田朱夏

著者: 松田朱夏
イラストレータ: 睦月そあ
レーベル: 富士見ミステリー文庫

紹介

片田舎の酒涙町にある表具屋・千華堂の表具師見習い多志麻竜介のところに、酒涙町の元庄屋・鷹渡家の若葉と薫の美人従姉妹から、奇妙な二幅の掛け軸が持ち込まれる。言い伝えによれば、宝のありかを示すものだとか。見習いとはいえ表具師、掛け軸が三幅揃いであることを見拔いた竜介は、持ち前の好奇心で残りの一幅が町外れに住む妙な外人クレセント・ローズ四世が持っているらしいことを聞きつけるが……。

色々と惜しいな、と感じる一作でした。伝奇仕立てにせずに、真っ向からミステリにしていれば、ずっと良い作品になったのではないかと思わずにはいられません。もっとも、伝奇ミステリーとしても本作は良い線いっているのですが、謎の部分には絡まないで、言わば枝葉末節になっているだけに、先の感想がどうしても浮かんでしまいます。
ついでに言うならタイトルも、わざわざ横文字にせんでも……と。舞台が古色を残す田舎町、主人公が表具師見習いなんだから、和風な名前を付けてもよかったような。
あと一歩で傑作を逃した佳作、そんな感じです。

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