著者: 七飯宏隆
イラストレータ: YUKIRIN
レーベル: 電撃文庫
世界でも有数の占い師の家系・四阿家の跡取りの四阿秋人は、しかし一度も占現を成功させられない落ちこぼれ。今では四阿一族の実権も分家に奪われ、幼馴染みの古城結夏にどつかれる日々。
そんな秋人の前にある日一人の少女が仕事を持ち込む。アメジスティと名乗った金髮の少女は、先代が封印した“クロウ・クルアッハの聖隸のタロット”の封印を解くことを依頼。依頼を受けた秋人だったが、その結果は、カードの散逸を招いてしまう。カードは結夏に取り付き、封印するにはキスが必要だと……。
ギャルゲーテイストハーレムモードで進行する占いバトルなんですが、なんというか、キャラクターの性格付けが物凄くテンプレートで、どこかで見たことあるようなキャラばかり。本当に22人揃うまで話を続けるのかと、少なからず不安です。
ストーリー展開も余り早くなく、1卷初頭に描かれたクライマックスシーンまで到達するのにどれだけかかることやら。