segment addressing。 RAMの物理的な番地(アドレス)をセグメントアドレスとオフセットアドレスの2種類の論理的な番地(アドレス)で管理する、メモリの番地指定の方式。 セグメントとは特定の大きさにRAM全体を区切った単位で、そのセグメント内の位置がオフセットと呼ばれる。 この方式を採用している代表的なCPUには米Intel社の80x86系があり、セグメントアドレスとオフセットアドレスを示す16bitのレジスタがそれぞれ1つずつ用意されている。 80x86系の共通のメモリアクセス方式であるネイティブモードでは、セグメントを示すセグメントアドレスに16を掛けた値にオフセットアドレス16bit(64kB分のアドレス)を足した値が物理アドレスとなる。 従って、20bitで表現できる値、つまり1MB分のメモリをアクセスすることができる。