表紙 | 新規 | 凍結 | 編集 | 差分 | 一覧 | RSS | 検索 | 閲覧履歴 | 作成履歴 | 更新履歴

シャドウテイカー - 著者: 三上延

著者: 三上延
イラストレータ: 純珪一
レーベル: 電撃文庫

紹介

加賀見高校周辺で広まる、都市伝説「カゲヌシ」。カゲヌシは人に取り憑き、人を喰らうという。そして都市伝説と共に巻き起こる不可解な殺人事件。
加賀見高校に通う藤牧裕生は、連続焼死事件の現場で、黒い虫を目撃する。同時に幼馴染の雛咲葉の様子がおかしいことにも気付き、葉を気遣う裡に、事件の真相へと迫っていってしまう。
異世界の生物・カゲヌシに取り憑かれた葉が、連続殺人事件の犯人なのか―? 葉は一体どうなってしまうのか―?!

「ダーク・バイオレッツ」の三上延の第2弾。現代伝奇物であり、登場人物たちの戦い苦しむ姿がなかなかに悲愴です。しかしその中で育まれていくものにスポットが当てられているところが実に三上節です。
両親の失踪以来孤独に慣れてしまった葉が、それでも裕生にだけは心を許し、お互い相手を大切に思いながらもそれ故に近付けない、そんなもどかしいばかりの関係が、毎回の事件を通して近付いたり離れたりするのが青春です。
全体的な調子は暗く、少年少女たちは戦えば戦うほど傷つき、色々なものを失っていくのですが、最後の最後まで希望が残るあたりが綺麗な〆だと思います。

コメント

あなたの名前:

既刊

関連項目

先頭へ


QR Code