著者: 田口仙年堂
イラストレータ: 日向悠二
レーベル: ファミ通文庫
駆け出し錬金術師・東宮ひかるは猪崎市で何でも屋「鳥屋」を営んでいた……が、新米だけに、毎日が飢餓との戦い(笑)。依頼はそこそこあるものの、出て行くものもハンパじゃないのでいつもカツカツ。今日も知り合いの親分さんに頼まれ仕事。相棒のガーゴイル・ガー助と一緒に出向いた先で、ダチョウと挌鬪して取り押さえてみれば、ダチョウは何かに怯えていたらしい……。
田口仙年堂&日向悠二で送る「もう一つのガーゴイル」です。「吉永さんち」が基本的にファミリーコメディなのに対して、こちらはどうやらバトリング中心になりそう。でもあの温かなものは通底しているので、ある意味安心。
共通する登場人物もいるけれど、基本的には半人前錬金術師の頑張れ奮鬪記ですかね。
全4巻、完結。