原作:アルファ・システム
2000年発売のPlayStation用ゲームソフト「高機動幻想ガンパレード・マーチ」のこと。通称「ガンパレ」。
開発はアルファ・システム、発売はソニーコンピュータエンターテインメント。
色々な意味で実験作という色調が濃く、また開発時の迷走ぶりを思わせる出来栄えなど、よほど期待されていなかったらしく、広告宣伝費ゼロで発売されるが、アルファ・システム作品であると言うことで飛び付いたコアなファンから口コミで広まり、異例のロングヒットを記録。
ゲーム内容は、大まかに言って、「幻獣」と呼ばれる正体不明の敵に襲われ人類滅亡の危機に瀕している地球の日本の熊本県で、学生兵士として徴兵され人型戦車部隊・5121小隊に配属された一学兵として、学園生活を楽しみつつ訓練に励み、時には出撃して幻獣と戦うという、シミュレーションゲームである。しかしそのゲーム内における行動の自由度の高さは、戦闘を忘れて隊内恋愛に励むも良し、逆に撃破数300の絢爛舞踏を目指すも良し、司令官になって部隊を指揮するも良し、歩兵となって肉弾戦を仕掛けるも良し、とユーザの発想次第でどれだけでも楽しめるゲームとなっており、このことがロングヒットを支えていると考えられている。
2001年、星雲賞インタラクティブ部門を受賞。
上記ゲーム・「高機動幻想ガンパレード・マーチ」の小説化作品。
広崎ガンパレと榊ガンパレの2系統がある。
著者: 榊涼介(「あんたがたどこさ」は著者: 榊涼介/芝村庸吏)
レーベル: 電撃文庫
イラストレータ: きむらじゅんこ
2003年「ガンパレード・マーチ~新たなる行軍歌~」として放映。
原作: ソニーコンピュータエンターテインメント
作画: さなづらひろゆき
レーベル: 電撃コミックス
PS2にて、ガンパレード・マーチの続編としての作品「ガンパレード・オーケストラ」が2006年1月から発売。
続編作品といえる「絢爛舞踏祭」は2005年7月7日発売。
※正確には世界観を共有。一部キャラの親がガンパレの登場キャラであったり。
メーカーからの公式な続編アナウンスはなし