著者: 鷹見一幸
イラストレータ: 青色古都
レーベル: 電撃文庫
忘れ去られた惑星ドラング。「知の教団」の禁忌によって文明が近代以前にまで後退した社会。西域国首都デメララで下級士族の子弟による不良集団「マイヤーズ」リーダーを張るケリン・ミルダモンは、王都中を巻き込む大騒動を引き起こしたが、功を認められて辺境の工房都市グレンダランの札付きワル部隊の隊長に就任することに。
僚友D・Dと共に赴いた先で早速喧嘩を巻き起こしつつも部下の信任を勝ち得たケリンだったが、そのグレンダランを現住類人猿エズオルの大暴走・スタンピードが襲おうとしていた。
階級と前例に縛られる社会の中で、「禁忌」とされた連発銃を手に、ケリンたちの秩序に逆らった生存戦争が始まる!
鷹見一幸お得意の「身分の低い賢人が、身分の高い愚者をやりこめる」ストーリー。童話や寓話の構造をライトノベルに持ち込んで、相応に完成度の高い作品を送り出しているところは流石ではあるが、些か鼻に付くところがないでもない。もちろん、穿った見方をせずに単純に勧善懲悪、優勝劣敗の話として楽しんでもOK。
最終的には隣国との全面戦争にまで発展した話だが、多少竜頭蛇尾な終わりかただと感じた。
ガンズ・ハート 硝煙の誇り; ISBN4-8402-2580-X <2004/01/25>
ガンズ・ハート2 硝煙の女神; ISBN4-8402-2638-5 <2004/03/25>
ガンズ・ハート3 硝煙の栄光; ISBN4-8402-2732-2 <2004/07/25>
ガンズ・ハート4 硝煙の彼方; ISBN4-8402-2886-8 <2004/12/25>
ガンズ・ハート5 硝煙の鎮魂歌; ISBN4-8402-3046-3 <2005/05/25>