著者: 上遠野浩平
イラストレータ: 椋本夏夜
レーベル: 富士見ミステリー文庫
快活少女・よーちゃんが毎日あしげく通うのは、山の中腹にある病院。見舞う相手は、黒髮が綺麗なしずるさん。しずるさんは奇妙な事件が大好きで、よーちゃんが持ち込む怪事件を、いつも見事な推理で真相を言い当てる。
病院のベッドを舞台にした、不条理「密室」ミステリー。
間違っても「本格密室ミステリ」だと思って手を出してはいけません。殆ど不条理ギャグの世界です。「ノックスの十戒」も「ヴァン・ダインの二十則」も存在しない、これは推理の名を借りた別のものです。ライトノベルですので、恐らくしずるさんとよーちゃんの交流を、推理風のエピソードを通じで楽しむ読み物なのだと思います。
上遠野ファン、あるいは登場人物に萌えるとかいう人向け。
富士見ミステリー終結後、2014年現在では全巻、及び新刊「しずるさんと弱気な物怪たち」が星海社文庫から出ています。
しずるさんと偏屈な死者たち The Eccentric Dead In White Sickroom; ISBN4-8291-6214-7 <2003/06/15>
しずるさんと底無しの密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World; ISBN4-8291-6284-8 <2004/12/15>
しずるさんと無言の姫君たち The Silent Princess in The Unprincipled Tales; ISBN4-8291-6374-7 <2006/12/15>
しずるさんと気弱な物怪たち The Insecure Insects In Hollow Holes; ISBN978-4-06-138967-0 <2014/04/10>
騎士は恋情の血を流す The Cavalier Bleeds For The Blood; ISBN978-4829176818 <2009/08/06>