著者: 白川晶
イラストレータ: きりがみやび
レーベル: 集英社スーパーダッシュ文庫
少年の名は、鏡圭一郎(高校生)。少女の名は、住川あゆみ(10歳)。二人はごく普通に出会(少年が親の作った莫大な借金のカタに、少女が組長を努める広域指定暴力団に売られてしま)い、ごく普通の(少年が少女の奴隷になるという)主従関係を結びました。ただひとつ違っていたのは、少女(10歳)はオタクだったのです。
まあ、そういう話です。タイトル以外、『ママは小学4年生』との繋がりはありません。実は、少女がオタクだということもストーリーにはあんまり関係なくて、もっぱらヤクザの御家騒動がストーリーの中心となっています。まあ、短い小説ですし、けっこう楽しい展開なので、暇つぶしに読むのには向いていると思います。